医学の移り変わりとMR

努力し続けるのがMR

時代の流れと共に、医学の常識も変わっていきます。何年か前であれば原因不明であった病気や、そもそも病気と考えられていなかった症状でも、今では原因が解明されたり、あるいは病気だと銘打たれるようになることもありますよね。このように医学の常識が変わると、それに伴い薬も変わっていきます。原因が判明したおかげで開発された薬や、他の病気にも効果が出ると分かった薬などもあるでしょう。
しかしこうして薬が変わっていくにつれて、製薬業界の営業とも言えるMRの人も、薬についての知識をどんどん吸収していく必要があると言えます。そうでなければお医者さんに誤った薬を営業してしまう恐れがあるからです。薬は人の命を左右しかねないものですから、間違った薬をお医者さんに購入してもらった場合、下手をすると取り返しのつかない事態になるかもしれません。こうした事態を避けるためにも、MRの人は薬について学ぶ努力をしていく必要があるでしょう。
MRというのは他の業界に比べて給与も高く、福利厚生も充実しているところが多いと見受けられます。ですがそれだけ、MRになってからも自社の薬についての知識を学ぶ努力をしていかなければならないというのも事実です。努力し続けるのは大変ですが、その分だけMRはやりがいのある職業だと思います。

MRに求められるものが変わりつつある

製薬会社の医薬情報提供者(MR)は、近年少しずつ減少してきていると言われています。
もともとMRは新薬に関する情報や研究成果などを医師に伝え、医薬品の営業活動を行ってきていましたが、近年は新薬よりも安価なジェネリック医薬品(後発薬)の開発が増えてきており、新薬と言えるようなものが少なくなりつつあることや、製薬会社においても経営効率化が求められるようになってきています。

そのため、MRほどの専門性を持たない医薬品卸販売担当者などに営業活動の主軸がシフトしつつあると言われています。
しかし、その一方で派遣型のMRが増えてきているという事情があります。コントラクトMRと言われる形のMRは、新製品の立ち上げ時などに必要に応じて人員を調整できることがメリットです。

MRを取り巻く環境も変わりつつありますが、そういった中でMRにはただの医薬品の営業だけでなく、様々な形での提案力や情報提供のあり方が求められています。
中には他の病院の事例などを紹介しながら、病院内の経営課題について一緒に考えてくれたり、コンサルタントなどを紹介するMRも出てきており、従来の業務範囲を超えた「コンサルティング営業」を行う人も増えています。

製薬会社にとっても医師にとっても価値のあるMRとして活動するためには、担当する医薬品分野のみならず、多くの情報について感度を上げ、絶えず勉強する必要がありそうです。

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